格安スマホでできること・できないこと
格安スマホは、月額基本料金が安いとわかっても、安いなりの理由があるんじゃないの?と考えている人も多いですよね。
私も、使う前まではそう思っていました。
では、格安スマホではどんなことができて、どんなことができないのでしょうか。
格安スマホでできること
格安スマホは、通話もネットも見ることができます。
格安スマホに差すSIMカードには、大きく分けて3種類のSIMカードがあります。
データ通信専用SIM
このタイプのSIMカードは、インターネットで動画を閲覧したりメールの送受信をすることができます。
しかし、データ通信専用という名のとおり、通話をするには、IP電話サービスを使用する必要があります。
通話可能なSIMカードに比べて、月額基本料が安いので、タブレットに差したり2台目以降のスマホに使ったり、お子さんに持たせるスマホに利用することができます。
月額基本料は、LTE高速通信の容量さえ落とせば、1000円以下で導入することが可能です。
SMS付データ通信専用SIM
SMSというのは、ショートメッセージサービスのことです。
LINEなどを使ってコミュニケーションをしたいと考えるのであれば、SMS付のSIMカードが必要となります。
MVNO社にもよりますが、月額基本料に大体150円くらいの値段で追加することができます。
このSIMカードも通話をするには、LINEなどのIP電話サービスを利用する必要があります。
音声通話機能付きSIMカード
音声通話機能付きのSIMカードは、通常のスマホと同様、IP電話などのサービスを利用することなく、通話をすることができます。
もちろん、ネットを見ることもできます。
スマホに差すなら、事情がない限りは、音声通話SIMカードを利用することになるでしょう。
留守番電話機能
MVNO社にもよりますが、留守番電話機能も月額料金に追加して利用することができます。
大体相場としては、追加で300円ほどとなるようです。
利用には、音声通話機能付きSIMカードが必要となります。
キャッチホン
これもMVNO社によりますが、月額料金に追加してキャッチホン機能を利用することができます。
相場としては、追加で300円ほどとなるようです。
利用には、音声通話機能付きSIMカードが必要となります。
格安スマホでできないこと
メールアドレス
格安SIMに乗り換えた場合、これまで使用していたキャリアのメールアドレスを利用することはできません。
このため、メールでのやり取りは、Googleなどの無料メールサービスを利用しましょう。
では、なぜ安いのか
基本的に、月額利用料が1/3ほどになる格安スマホでは、これまで使用してきたキャリアのスマホと同じように利用することが可能です。
にもかかわらず、これだけ安くなるには理由があります。
それは、キャリアのスマホに比べて、通信速度が遅いのです。
現在のMVNO各社が提供しているSIMカードは、最大受信速度で150Mbpsといった内容が多いのですが、キャリアのスマホは更に通信速度が高くなっています。
この通信速度を落とす代わりに、月額基本料金が割安に抑えられています。
格安スマホといっても、回線を大手キャリアから間借りしているので、通話品質が悪いといったこともありません。
今使用しているスマホの月額基本料が高いと感じていて、ほとんどスマホを使っていない方には、ムダな料金を払っていることになりますので、格安スマホに乗り換えてみることを検討してもよいでしょう。
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